こんばんは!
日本は少し涼しい日がようやく増えてきましたね。ウラン・ウデではもう最低気温が氷点下の日も出てきています。
そんな時に絶対に必要なのがセントラルヒーティング(集中暖房)。しかし一部の地区でその供給が遅れている模様…。
以下、翻訳です。
・・・・・・・・・・・・・・
ウラン・ウデ市当局が数百の地区への暖房供給の新しい開始日時を発表
以前、熱湯と暖房は9月25日から供給すると約束していた。
2020年9月23日12時47分
ウラン・ウデ市当局は、待望の暖房と熱湯がいつ数百の地区の何千人もの住民の家庭に供給されるかについての新しい日付を発表した。
暖房供給網の大規模修繕の影響で、ウラン・ウデの一部の地域の集中暖房は他の地域の利用者よりも遅れて供給されるだろう。ウラン・ウデの暖房シーズンが始まる9月15日、修繕工事現場にて、カメラの前で工事責任者とウラン・ウデ市長イーゴリ・シュテンコフは、文明の恩恵(※暖房のこと)は数千の小地区に9月25日から供給されると表明していた。※…翻訳者注
「既に調整済みのスケジュールによるとパイプラインの設置は9月20日から21日に100%完了する予定です。9月21日にはパイプラインを始動できるようにします。」
15日に有限会社フォルトゥナの代表イワン・エロフェーエフはこう表明していた。
「我々は今日、公式に暖房シーズンの開始について発表しました。9月15日~25日までにかけて暖房供給を開始します。25日までには何があってもお湯が出ます。他の可能性はありません。」
かつて市長はこう強調していた。
その表明した期限まであと2日。しかし住民は掘削工事の様子を眺めても、暖房供給網の修繕が完了したようにはとても見えていない。運悪くも8月末から9月頭にかけて降った大雨と、予想外に難しい地形に対して業者は愚痴をこぼしていた。
今日9月23日、市当局は『『南西熱湯工場』からの暖房配管の改築工事が遅れている』ことを認識。そのため暖房と熱湯の新しい供給時期が言及された。
「暖房と熱湯が数百の地区の各家庭に段階的に供給されるようになるのは9月26日から28日にかけてになります。暖房配管は1980年代に埋設され、それ以来基本的に修繕は行っていませんでした。現在行われているのはただの大規模修繕ではなく、設備の最新化です。同時に新規の暖房配管の設置、パイプラインの直径の拡大が行われています。」
と、市当局で説明があった。
この回答はウラン・ウデ市の公式サイトや、ウラン・ウデ市長イーゴリ・シュテンコフのInstagramの投稿のコメント欄で共有された。ウラン・ウデの住民はいつ、やっと暖房が自分の家に供給されるか関心を寄せている。
業者の工事が新しい期限までに間に合うかどうかは、来週にはわかるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・
ニュース翻訳・引用元
ニュースを読んでの感想など
まず、前提のお話を。
冬のロシアでは、日本のようにエアコンによる暖房やストーブを使うことは、ド田舎の家以外ではまずありません。
熱湯工場で作られた熱湯が、町や建物に張り巡らされた配管を通って部屋のラジエーターに届き、室内を暖める…という仕組みです。
今回のニュースではその熱湯工場から各家庭に熱湯を運ぶ配管の修繕工事が遅れており、暖房やお湯が供給されない家庭が多く出てきてしまっている…ということなのです。
ちなみに今日のウラン・ウデの気温は最低気温−1度、最高気温14度ともうかなり冷え込んでいます。この気候で暖房もお湯も使えないとなると、かなり大変ですね…
ちなみにこちらの昨日のニュースの動画では、外に出て体を温めている人たちと、明らかに(やる気もなく)遅れている工事の様子を見ることができます。
とにかくまずは早く暖房とお湯が使えるようになりますように…。
ちなみに、毎年春~夏にかけて熱湯工場と配管のメンテナンスが行われ、お湯が止まる時期があります。その時期に関しての記事はこちらをご覧ください。
というか、何でこの断湯の期間に工事が終わらなかったんだろう…
以上です!それでは!