むかいひろきのロシア・ブリヤート共和国情報局

ロシアやブリヤート共和国に関する情報を中心に発信しています。ブリヤート共和国で日本語教師として2018年8月~2020年7月まで勤務。2022年夏より同地に渡り再就職した日本語教師のサイトです。

ーおすすめ記事ー

ロシア旅行・滞在でおすすめのアプリ4選!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:hiroki1ru:20201229220438j:plain

ロシア旅行や、留学やお仕事での滞在時に必携のロシアのアプリ4つをご紹介します!

今はコロナでロシアへの旅は難しいかもしれませんが、ロシアへ行く予定がある方はダウンロードしておいて損はないです!

 

では、ご紹介します!

 

 

➀2ГИС(2GIS)

2ГИСはロシアの地図アプリです。GoogleMapと似たような機能を持ったアプリですが、ロシアではGoogleMapよりもこちらの方が情報が正確です。GoogleMapでなぜか現在地がうまく取得できない…という事態はロシアではよくあるので、こちらのダウンロードを強くお奨めします。

f:id:hiroki1ru:20201229203834j:plain

 

都市ごとに地図をダウンロードして使用します。地図は随時更新され、更新がある時はお知らせが来ます。

f:id:hiroki1ru:20201229203914j:plain

都市選択画面。ロシアの多くの都市と、旧ソ連の一部の都市をカバー。

現在地から目的地までの経路検索も可能です。バスや路面電車などの公共交通、車、徒歩が選べるようになっています。

f:id:hiroki1ru:20201229204100j:plain

道についている色はリアルタイムの渋滞状況を表し、赤になるにつれて込み具合が増しています。経路検索で出てくる時間は、この渋滞状況も鑑みた上での時間が表示されます。優秀ですね。

 

公共交通を選択した場合は、どの番号のバスに、どのバス停から乗ってどこで降りればよいか…といった情報が表示されます。

f:id:hiroki1ru:20201229220057j:plain

 

ロシア語の他に、英語やスペイン語などでも使用可能です。

 

②Yandex Go

f:id:hiroki1ru:20201229205653j:plain

ロシアでよく使われているタクシーアプリの一つ。特にモスクワなどの西側の都市部を中心に全土でよく使われています。以前は「Yandex Taxi」という名前でした。

 

f:id:hiroki1ru:20201229205739j:plain

アプリを開くと、現在地と最寄りのタクシー、最寄りのタクシーが現在地まで何分で来てくれるかが表示されます。この画面だと2分で来るみたいですね。(画面はカザン駅に設定してみました。)現在地とは違う場所で乗りたい場合は地図上で場所を選択してください。

 

次に「Куда едем?」の欄に目的地を入力します。初期ロシア語設定の場合も、英語での入力や地図からの選択も可能です。

今回は試しにВДНХ(全ロシア博覧センター)を目的地としてみましょう。目的地を入力して決定すると…

f:id:hiroki1ru:20201229210328j:plain

こんな画面が表示されます。まず、車の大きさが選択できます。よほどの大人数でない限り、「Эконом」(普通車)で問題ありません。

アプリにロシアのカードを登録してある場合やGooglePayで支払いたい場合は、「Наличные」(現金)をタップすると変更できます。

すぐに呼ぶ場合は「Заказать」を押しましょう。押すと注文が完了し、やって来るタクシーの色と車種、ナンバーが表示されます。(表示まで時間がかかることもあります。)

表示された車をその場で待ちましょう。到着するとアプリの通知が鳴り運転手から電話がかかってきます。

 

ちなみに、すぐに乗るのではなく予約をしたい場合は「Пожелания」をタップすると、一番上に「Запланировать поездку」という欄が出てきます。そこをタップすると2日後まで日時の設定と予約ができます。

 

③maxim

f:id:hiroki1ru:20201229212502j:plain
こちらもロシア全土でよく使われているタクシーアプリの1つ。ウラン・ウデやイルクーツク、ウラジオストクといった東側の都市では、さきほどご紹介したYandex Goよりもよりこのmaximの方が多くのタクシーが走っていました。

Yandex Goでは捕まらないのにmaximでは捕まった、もしくはその逆のパターンもあるので両方ダウンロードしておくとよいでしょう。

 

基本的な使い方はよく似ています。まず、こんな画面が表示されます。

f:id:hiroki1ru:20201229212532j:plain

まずは右上の「Улан-Удэ」(ウラン・ウデ)と書いてあるところをタップして、都市を設定する必要があります。

その後、都市が設定されると「Откуда」(出発地)に現在地の住所が表示されます。

ただ、この住所がズレていることが多いので、「Откуда」をタップして地図で念のため確認しましょう。また、現在地と違うところから乗りたい場合も、「Откуда」をタップします。

f:id:hiroki1ru:20201229212818j:plain

タップすると地図画面が表示されます。地図上で場所を選択したり、検索欄に住所を入力して場所を選択できます。

なお、「Куда」(行先)をタップしたときも同じような画面が表示されます。行先を地図上でタップするか検索欄に入力しましょう。

 

目的地と行先を決めると、このような画面になります。

f:id:hiroki1ru:20201229213355j:plain

出発地の部分の「центральный вход」は建物の出入り口が複数ある場合、どの出入り口の前に停めればいいかを指示するために使います。ただ、自分が今いる出入り口がどの出入り口なのか不明な時は無視しても大丈夫です。

車のイラストをタップすると車種が変更できますが、よほどの大人数でないかぎり変更は必要ありません。

「Наличные」(現金)をタップすると、ロシアの銀行口座払いかGooglePayに変更ができます。

時計のイラストの部分をタップすると、最大1週間先まで予約が可能です。

入力がすべて終わったら「Заказать」(注文する)を押しましょう。押すと注文が完了し、やって来るタクシーの色と車種、ナンバーが表示されます。乗車までに時間がある場合やタクシーが遠くにいる場合は、しばらく来るタクシーの情報が表示されないこともあります。

タクシーが到着するとアプリの通知が鳴り、運転手から電話がかかってきます。

アプリは英語や中国語などでも言語設定が可能です。

 

④Yandex.Metro

f:id:hiroki1ru:20201229214945j:plain
最後にご紹介するのは、地下鉄がある都市では便利なYandex.Metro。ロシア全ての地下鉄と、周辺国や一部欧米の地下鉄にも対応しています。

 

ダウンロードすると、現在地の地下鉄が表示されます。(他の都市のものを表示したい場合は=ボタンをタップすると設定可能です。言語設定もココから出来ます。)

今回はモスクワを例にしてみましょう。

f:id:hiroki1ru:20201229215214j:plain

こんな感じの画面が表示されます。From と Toをタップして出発地と目的地を入力したり、路線図から駅をタップして出発地と目的地を選択することも可能です。

出発地と目的地を入力し決定すると…

f:id:hiroki1ru:20201229215413j:plain

こんな画面が表示され、最短距離と乗換駅、おおよその時間が表示されます。

なお、この時間ですが、ロシアの地下鉄には時刻表はありません。そのため、現在の時刻から見た大体の所要時間が表示されています。乗換にかかる時間も恐らく考慮されていないです…。ただ、参考にはなります。

ロシア(特にモスクワ)の地下鉄は中心部ほど乗り換えがややこしいので、このアプリがあると便利です。

 

おわりに

今回は、ロシアや滞在でおすすめのアプリを4つ紹介しました。どれも交通系ですが…。ただ、この4つがあると本当に便利です。

どのアプリもAndroidでもiPhoneでも利用可能です。

ロシアに今後行く用事がある方は、今のうちにダウンロードしておきましょう!

 

それでは!