駆け出し日本語教師の部屋@ロシア・ブリヤート共和国

ロシアやブリヤートに関する情報、駆け出しの日本語教師として感じたことを発信します。ブリヤート共和国で日本語教師として働く日本人大学院生のブログです。

【2訂版】【授業教案】1年生・会話

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こんばんは。

先日、1年生の会話の授業教案について記事にしました。

www.hiroki-ru.work

 1週目を終えて変更点が出てきたので、2訂版を記事にします!

 

※2訂版以降は、その版で追加、大幅改訂した項目を、修正箇所をで記載します。

 

 

授業の目標・目的

口頭で自分の考え、思ったことを日本語で伝えることになれる。日本語で話せる語彙を増やす。

 

対象・時間

1年生16人17人(1人追加) 週90分×2コマ

 

大まかな内容

授業方法は完全に自分の裁量。

いろいろ悩み考えた結果、韓国の渡辺先生が考案された「ガイデッド・インタビュー」の方法をアレンジ。渡辺先生のガイデッド・インタビューについては、下記リンクをご覧ください。http://www.nkg.or.jp/pdf/jissenhokoku/05watanabe.pdf

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今回使うプリントの一部

学生にペアを組ませ、AとBにわかれてもらう。

Aの学生の質問に対してBの学生は空欄の部分を自分で考えて発話するというもの。役割は何度も交代して練習してもらう予定。

 

1回の授業の流れ

1.       質問文(Aの文)を一通り全体で音読。

2.       Aの文について質問の意図や解答例を確認。

    Ø  学生を1人ずつ指名しAの文の意味の確認。(詰まったら周りのヘルプ→先生が解説)

    Ø  そのうえでBに答えてもらう。ここで学生の答えを参考にしながら解答例の導入。

3.       学生1人を指名、先生がBとなり回答。

4.       学生にペアを組ませ教材に取り組ませる。(何度も)教師はその間巡回、質問対 応。

5.       ペアで作った会話を発表。教師は随時フィードバック。

6.       15を別のテーマで繰り返す。2テーマ用意。

7.       全体的なまとめ。

1年生は語彙、文法がまだ少ないため、特に語彙は注意書きなどを利用し徐々に増やしていく。

 

という内容を考えています。2、3でAの質問の意図や意味を把握、答え方の例を把握してもらい、自分自身の考えを作るための雛形になれば…と思っています。

 

あくまでこちらから一方的に教えるのではなく、学生に自分自身で答えを考えてもらいたいと思っています。そうすれば、学生が話したい言葉は何なのか、どんな言葉が必要なのかわかってくると思うんです。

 

1回の流れ、追加教案(2月17日)

先週実際に「ガイデッド・インタビュー」を用いて授業をしてみました。

実際にやってみたところ、導入した例を参考に学生同士で考えながら文を作り練習ができていました。思った以上に学生が積極的に話していたので、やり方としては良かったのかなと思います。

 

ただ、以下の2点が浮かびました。

  • 週2回ずっとこのやり方だと学生、先生ともに飽きると思う。
  • 例文からではなく、学生の「これを伝えたい、表現したい」という表現を引き出し、それを日本語にしたい。

 

そこで週1コマの前半(予定)で、別の方式も導入することにしました。

以下にその流れを記します。

 

1.       学生を文字カードのゲームで4グループに分ける。プリント配布。

2.       PPTと口頭で大まかな状況を提示。←学生の理解を把握し、全体で状況が共有できるように。

3.       状況をいくつかの場面に分ける。1場面ごとにどのような発話をすればいいかグループで考え、意見がまとまったグループから先生を呼び、相手役になった先生と会話。先生は話が通じない場合は「分かりません。」と伝え、再考を促す。

4.       全グループが1場面終わったところで、ホワイトボードor黒板を使ってフィードバック、表現導入

5.       34を全場面が終了するまで繰り返す。

 

という、ある状況を想定し、それを前提として会話を考えてもらうタスクを追加したいと思います。

 

明日試してみるのですが、状況は

『グループで初めて日本に来た。上野のホテルに行きたいが、どうやっていけばいいかわからない。』

というものにしました。ちなみに空港は成田空港を想定。

状況を以下の4(5)場面に分け、それぞれのグループで会話を考えてもらいます。

  1. 空港に到着。上野に行く電車、駅を探す。通行人に駅の場所、線を聞く。
  2. 切符の買い方が分からない。誰かに聞いてみる。
  3. 改札に入ったがどの電車に乗ればいいのか分からない。誰かに聞いてみる。
  4. 上野到着。ホテルに向かう。(ここはgoogleマップを使うことにして省略)
  5. ホテル到着。受付のスタッフに予約をしてあることを伝える。

 

本当はここに「SIMカードを買う。」というのも加えたかったのですが、自分が日本で外国人向けのSIMカードを買ったことがないので、どのような仕組みになっているのか分からないのでスルーしました。ウソを教えるよりはいいかな・・・と。

 

まずは明日試してみますね。うまくいくといいのですが…。

 

 

 

最後に

以上が1年生・会話の1回分の内容です。

 

「ガイデッド・インタビュー」を授業で採用しようと考えたのは、
  • 学生の人数が多い。
  • 学生のレベルがバラバラ
  • 教師が一方的に言い方、言葉を押し付けるのは避けたい。学生自身に言葉を考えてもらいたい。
  • テーマについて話し合うにはまだレベル的に早い学生がいる。

と思ったからです。自分の考えている授業に1番近い方法だと思ったので、参考にさせていただきました。

 

また、授業をするうちに変更が出ると思います。次は3訂版ですかね。とにかく、これで頑張ります!!