こんにちは!
今日はロシアの大学の寮について、学生の部屋と教師の部屋を比較しつつ、色々紹介したいと思います!
↑今住んでいるブリャート国立大学の4番寮(夏撮影)
実は自分、今回がロシアでの寮生活は3回目、部屋数としては4部屋目となっています。それぞれ違うタイプの部屋に滞在したので、比較しながら解説していきたいと思います!
今まで暮らしたロシアの大学の寮の比較
今まで暮らした4つのロシアの大学の寮の部屋を徹底比較します!
①学部生向けの部屋
学部生向けの部屋は、基本的に2人~5人くらいの共同生活になります。
ここでは大学3年の時に短期留学で滞在したプーシキン記念国立ロシア語大学の寮を主な例とします。
たしか1ヶ月の短期留学でしたが、寮費として1000ルーブルほど払った記憶があります。
部屋はこんな感じ。
このときの部屋は大きな部屋のなかに、小さな部屋×2(3人用と2人用)、風呂&トイレがありました。
風呂&トイレは5人で共同で使っていました。
キッチンは階に1つ大きなものがあり、階の住民皆で共用でした。
ちなみに🇷🇺の寮のキッチンはどこも電気式でガスは見たことがありません。
洗濯機は1階に3台あり、寮の住民全員が共用で使っていました。(確か10階建て以上の建物だったので、毎回かなりの争奪戦…) しかもここは一回50ルーブルの有料。しかもお釣りは出てこない…
冷蔵庫は5人で共用でした。
ちなみに、現在住んでいるブリャート国立大学の4番寮では、部屋は二人分のベッドと机しかなく、風呂やトイレ、キッチンは階に2つずつあるものを共用で使っているそうです。
②院生むけの部屋
実は学部2年生の時に、院生むけの部屋にたまたま1ヶ月住んでいたことがあります!
住んでいたのはモスクワ国立大学の Главное здание (グラーヴナイェ ズダーニイェ)、通称ゲーゼーです!
これ↙️
そう、ここ寮も兼ねてるんですよ。
ぶっちゃけ院生むけの部屋と学部生向けの部屋は大差ありません。
ただ、若干院生むけの部屋の方が広かったですね。
プーシキン記念国立ロシア語大学では3人で使っていたスペースを一人で使っていました。
同じ大きさの小部屋がひとつの大きな部屋に2つあり、1人ずつ暮らし、風呂、トイレ、冷蔵庫を共有するシステムです。キッチンはこれまた階で共用。
ゲーゼーの場合は地下に無料の巨大な洗濯機センターがあったので、そこに行けばだいたい洗濯機にありつけました。
③教師むけの部屋(ファミリータイプ)
現在の職場に来て、最初に住んでいたのがこのタイプの部屋です。
教師向けの部屋では、部屋のなかにキッチン、風呂、トイレ、冷蔵庫、テレビがあります。そして他人とは一緒に暮らしません。(これは大学によります。教師同士で部屋をシェアすることもあります。)
ただ、洗濯機は置ける場所がなく、学生たちと共用で別の階にある無料のものを使っていました。
ファミリータイプなので、やたら部屋が広かったですね。しかも前の住人が明らかに掃除をサボってたようで(長い髪の毛とかゴミとか端に溜まっていた…)、掃除が大変でした… 。ゴキブリも結構出たし…
風呂はバスタブついてましたね。
④教師むけの部屋(単身タイプ)
そして1番最後に住んだのが教師向けの単身タイプの部屋です。
設備はファミリータイプと同じですが、1人むけのちょうどいい広さになっています。
電子レンジはセットされていました❗
ちなみにこの部屋についてはこちらの記事でさらに詳しくまとめたので、併せてご覧ください。
◎ロシアの寮の光熱費は?
と、ここまで部屋のがいようについてザックリ説明してきましたが、今度は光熱費について見ていきます。
結論→たいていの場合、いりません!!!
はい、いりません。寮費のなかに含まれています。
そしてガス代はそもそもかかりません。コンロは電気式なうえに、暖房はお湯を使ったセントラルヒーティングなのでガスを使うことがありません!
ちなみに部屋の電気は、切れた場合は受付のおばちゃんに頼むと、その日のうちか次の日に、合鍵を使って設備担当の人が部屋に入って替えてくれます。自分で買って替える必要は年末年始を除いて無さそうですね。
◎ロシアの寮費について
ここに関してすみません…。今まで先ほど述べたプーシキン記念国立ロシア語大学の時以外、全て寮費がプログラム費用のなかに組み込まれていたり、現在のように無料で住める契約になっていたりするなど、ハッキリとしたことは知りません…。安いのは知ってますが。
情報提供をお待ちしております!!
◎最後に
いかがでしたか? 少しはロシアの大学の寮についてご理解いただけたでしょうか?
今後も随時情報を追加していきます!多分書き忘れがたくさんあるので(笑)
そして大学によってかなり寮の環境に差はあります。その点はご留意ください。
あ、最後に春~秋はゴキブリがよく出てきますので、虫嫌いのかたは我慢してください(笑)
それでは~