むかいひろきのロシア・ブリヤート共和国情報局

ロシアやブリヤートに関する情報、駆け出しの日本語教師として感じたことを発信します。ブリヤート共和国で日本語教師として2018年8月~2020年7月まで働いていた日本人大学院生のブログです。

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ロシアの大学の寮・詳細 《教員向け部屋編》

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こんにちは! むかいです。

 

以前、ロシアの大学の寮について、これまで滞在した部屋のタイプごとにザックリと説明しました。

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今回は今住んでいる「教員向けの部屋」についての詳細や、その生活環境について、より詳しく解説したいと思います。

大学によりかなり差異はありますが、これからロシアの大学で働く予定のある方、留学する予定のある方にも参考になると思います!

 

 

1.部屋の設備

まずは自身が暮らしている部屋の設備について説明します。

家具は全てはじめから用意されています。(これは寮に限らず、ロシアで物件を借りる場合は、基本的に最低限の家具は最初から用意されています。)

 

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ベッド マットレス、枕、シーツ、掛布団(夏用・冬用)が1セット、枕カバー2枚が支給されました。

シーツや枕カバーは2階で交換を受け付けていますが、担当者がなかなかその場にいないので、基本的に自分で洗濯しています。朝早くに洗濯すれば、夜にはもう乾くので。

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ベランダがないため、洗濯物は室内で乾かします。この物干しは自費で購入しました。とても乾燥しているので半日あれば大体のものは乾きます。

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作業部屋には机、テレビ、ソファーがあります。テレビはケーブルが外で切れてしまったため、最速でも2020年1月9日まで見ることができません😢

また、ここは大学や寮の部屋にもよりますが、僕の部屋にはシャワー、キッチン、トイレがあります。

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シャワー 僕の部屋はこれですが、日本と同じ浴槽タイプの住宅も多いです。

 

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キッチンの電気コンロ ドイツ製

ただ調理器具は電気コンロ、電子レンジと1人分の食器以外用意されていなかったので、炊飯器やフライパンなどは自身で購入しました。冷蔵庫は玄関近くに新しいものが設置されています。

 

僕の部屋で唯一ないものは洗濯機だけですね。(アイロンとアイロン台は自室にあります。)

洗濯機は学生の共同キッチンにあるものを、学生や寮のスタッフと共用で使っています。

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共同キッチンにある洗濯機 もう少し丁寧にきれいに使ってほしいです…

 

つぎに冷暖房ですが、冷房はありません。夏は30度を超える日もありますが、日本より乾燥していて蒸し暑さがないので、窓を開けているだけでなんとかなりました。

 

暖房は以下のような器具が各部屋ついていて、冬になるとセントラルヒーティングで自動的に部屋を暖めてくれます。熱湯がエネルギー源なので、火事の心配もありません。

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ただ、暑すぎる場合は自身で調節できないので、窓を開けて零下の空気を取り込みます(笑)

 

また、ロシアの住宅は基本的にガスがひかれておらず、調理は先述のような電気コンロや電気グリルで行います。(僕の部屋は電気コンロしかありません。)風呂については熱湯が常時水道からでるため、蛇口で温度調節をして使います。

 

ただし、その熱湯を利用したセントラルヒーティングを問題なくいきわたらせるため、春~夏の時期に数回、1回につき1週間くらいの期間で熱湯の供給が止まります。その際は下のボイラーを使用して、シャワーなどで使うお湯を作ります。

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この部屋のボイラーを使用するには水道の切り替えが必要なため、使用前にサンテフニカに設定してもらう必要があります。

お湯が止まるいわゆる「断湯」期間についてはこちらの記事をご参照ください。

www.hiroki-ru.work

 

インターネットについてですが、無線LAN、有線LANともにあります。どちらも使用するには大学に登録したうえでPINをもらう必要があります。

自身のPCは有線非対応なので、無線LANしか使用していません。

 

2.設備のメンテナンス、トラブル

残念ながら、ロシアの機械や製品は性能が悪く頻繁に壊れます。電球もLEDでないものはすぐに切れてしまいます。

寮の場合、寮に元からあったものに不具合が生じた場合や電球が切れたときは、まず受付に連絡します。

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右側の窓がある部屋が寮の受付 ただいまクリスマスモードです^^

そこで受付の人にЗаявка(ザヤーフカ)という申請書を書いてもらいます。その際に「部屋番号」「用件」を伝えます。

申請書を書いてもらうと、Сантехника(サンテフニカ)という技術スタッフが部屋にやってきて修理や取り換えを行ってくれます。

 

ただし、ここがスムーズにいかないのがロシア。申請書を書いてもらって1週間たってもサンテフニカが来ない…ということもチラホラ。

その場合は、何度も受付に確認する必要があります。サボっていたり忘れられたりしている可能性があるので。

ロシアでは何事も自分から動かないと進展しません。

 

そしてこの機械のトラブルや電球の交換等は原則お金はかかりません。大学の予算の範囲内だそうです。

そのため、年末に機械が故障すると「予算切れ」が理由で、交換が年明けになってしまうことも。現在、強風で切断された自室のテレビケーブル、故障中の2台の共用洗濯機は1月9日以降の交換だそうです…。遅い…

 

3.寮のルール

寮で暮らすうえでいくつかルールがあります。ただし明文化されていないものも多く、後から口頭で知ったものも含めます。

  1. 寮内に入る時は受付で必ず通行証を見せる。
  2. 門限は23時。それ以降はメインキャンパスの受付に行って書類をもらってからでないと寮に入れさせてもらえない。
  3. 客を招き入れることは原則不可能。
  4. 入寮手続きの際にロシアの健康診断書or検査が必要
  5. 備品は大切に使うこと

では、1つずつ解説を。

1.については学生は比較的厳しくチェックされていますが、教師である僕はほぼ顔パスです。たまに受付の人がいつもと違う時はチェックされることがありますが。

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通行証 ほとんど使用したことはありません。写りがブリヤート人みたいですね(笑)

2.については学生、教師、大学職員…どの身分の人も守らなけらばならない門限があります。昨年度までは23時を過ぎても玄関の呼び鈴を押せば入れたのですが、今年度から厳しくなりました。門限をオーバーした場合は大学の本館に行って遅延証明書をもらわないとダメだそうです…

 

3.は昨年までは時間制限付きで来客を招き入れることができたのですが、今年度からは原則不可能になりました。ただ8月に諸事情により来客を招くことになったのですが、その際は受付に事情を話したうえで、別のキャンパスに許可申請に行きました。結果、期間-時間限定で部屋に客を呼ぶことができました。

 

4.についても今年度から必要になったそうです。幸い3月に大学から活かされた健康診断書があったため、それを使うことで面倒な検査を受けずに済みました。

 

5.は言わずもがな…なのですが、共用部分の備品の使い方、汚さにはウンザリしてしまいます。自身は洗濯機以外はすべて自分の部屋で完結するのでいいですが、キッチンもトイレも風呂場も、どうしたらこんなに汚くなるのか…ってレベルで汚かったりします・・・。一応共用部分の清掃は週に数回はあるのですが・・・。

 

他にもいろいろあるはずですが、まあ後は暮らすうえであまり関係ないと思います。

 

4.おわりに

最後に気になる家賃ですが、僕は労働契約上家賃を払わないことになっているので、0円で住まわせてもらっています。感謝です・・・

実際の家賃は都市や大学、部屋によって月1000円~1万円 と幅があります。ただ、その家賃の中に光熱費が含まれているケースが多いので、かなり安く暮らせると思います!消耗品や故障した機械は無料で交換してくれますしね!(ただし遅い場合も)

 

ってことで自室を中心にロシアの大学の寮についてまとめてみました!

いかがでしたか?

質問等は遠慮なくコメントしてください!それでは!