こんばんは。むかいです。「ロシアでの生活」…と聞いて皆さんはどんなことを想像しますか?
今日はひょっとしたら、ブログを読んでくださっている方の中に、
「将来ロシアに住みたい!」
と考えている方がいるかもしれない!と思い、『ロシア生活で大変なこと』をまとめたいと思います!
※あらかじめ断っておきますが、仕事の形態、居住地、個人の性格により「大変だ!」と感じる内容はかなり変わってくると思います。なるべく普遍的なもののみをまとめてつもりですが、あくまである個人の1つの意見としてお読みください。
①とにかく冬が寒い
まあ、何と言っても1番はこれでしょう。
僕が暮らすウラン・ウデでは10月の時点で東京の冬の気温と同じくらいになり、そこからは氷点下街道まっしぐら。
いちばん冷え込んだ2018年の年末と2019年の2月のはじめは、最低気温が-40度近く、最高気温はー25度前後にもなりました。
-25度を下回ると、いくら慣れてきても1時間以上連続で外にいることは不可能でした。厚い手袋をしていても手は冷えてくるし、風が強い日は顔が痛いし…。
②あれ、家が寒い…
2番目もまた寒さ…。ただ、家です。
「ロシアは外が寒くても家は暖かい!(暑い)」という話を事前に聞いていたのと、モスクワに冬に行った時もかなり室内は暑かった(室温20度以上)の記憶があったので、特に寝間着は暖かいものを持って行きませんでした。
ですが、外の気温が-30度を超えた時はメチャクチャ冷えました。ひどいときは、「ヒートテック、トレーナー、シャツ、真冬用フリース」を重ね着していました。絶対室温1桁台に突入していたと思います。
大学内や、ほかの人の話では家も暖かいそうだったので、多分自分の寮部屋の熱湯配管が古くなってしまっているのかな…と思います。
※この部屋の寒さの原因は、窓枠の下の隙間だと後日判明しました。テープで隙間をふさいだところ、多少はマシになりました。
③働くまでの手続き
これも大変でした。
とにかくサインをしなければならない書類が多かった!
そして、年金事務所や銀行など、お給料をもらうためにしなければならない手続きも多く、いろんなところで書類をもらったり提出したりしました。町中駆け回りましたね。
銀行口座開設の手続きでは、銀行員が自身の名字と名前をひっくり返して手続きをはじめ、挙句の果てに放置してしまうし…。
ただ、こちらの先生がどの手続きにも同行してくださり、手伝ってくださったおかげで無事に到着してからかなり早い段階で終えることができました。本当に感謝の気持ちしかありません。
④電話
たまに郵便や仕事上の手続き関連でロシア語で電話がかかってきます。
面と向かって話している場合だと、途中で言葉が分からなくなってもジェスチャーや筆談で乗り越えられるのですが、電話だとそれができません。
向こうもこちらの顔が見えないので、早口でバンバン来ます。
電話がかかってきたけど「えーと、何の話だっけ?」となってしまったり、内容は聞き取れてもうまく返事ができなかったり…ということが何回かありました。
やっぱり電話はむずかしいですね・・・
⑤食品類
賞味期限切れの食品がスーパーで普通に売られていることがあります…。よく見ないと体壊しますね・・・。
あと、野菜は明らかに傷んでいるのが売られていたり、スタローバヤ(食堂)で注文したサラダの野菜が傷んでいたりとか…。
まあ、もともと好き嫌いが多くて野菜が苦手な人間なので、そこまで影響は受けていませんが・・・。
⑥トイレ
外のトイレは基本的に汚いです。
特に男性用の個室は、紙がなかったり、ちゃんと流れなかったり、掃除されておらず全体的に汚れていたり…など。和式便所の場合、足を置くところに大便がベットリついていたりとか…
いまだに外で個室に入って用を足していません(笑)
⑦散髪
これは毎回ドキドキします。
そもそも散髪で要望を言う時のロシア語なんてほぼ知らないし、写真を見せても「よく見えない。」と言われて終わりです。
「ここ短く。」「このへんちょっとだけ長く。」「ここは・・・」といちいち指さして注文しています。
ただ、切ってくれる人にもよりますが、途中で「こんな感じでいい?」と聞いてくれるので助かります。
前回はもみあげが行方不明になりましたがw(2週間たってようやく元に戻りました。)だいたい毎回良い感じに切ってくれます。
ちなみにロシアでは、お客さんと理容師(美容師)さんはあまり話さないようですね。自分が見た限りですが、他のお客さんで理容師(美容師)と話している人を見たことがないので。
おわりに
だいたいこんな感じでしょうか。
他には「授業」「授業準備」「寮生活」があげられますが、完全に個人的なものになるので、今回の記事の対象からは外しました。
また、何か思いついたら追記しますね!
ただ、この記事を書こうと思って、
大変なことが「授業」「授業準備」以外に最初は何も思い浮かびませんでした。それだけ、こちらでいろいろな人の支えがあって快適に生活しているんだな、ここが自分に合っているんだな、と改めて感じました。
感謝の気持ちを忘れず、明日以降も頑張ります!