駆け出し日本語教師の部屋@ロシア・ブリヤート共和国

ロシアやブリヤートに関する情報、駆け出しの日本語教師として感じたことを発信します。ブリヤート共和国で日本語教師として働く日本人大学院生のブログです。

【授業概案】3年生・会話

 

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こんばんは。

3年生の授業が3月半ばに始まって約1か月。

会話の方は方向性は早くからまとまっていたのですが、時間がなく記事を書けていませんでした。

 

本日ご紹介します。

 

 

授業の目標・目的

口頭で自分の思ったことを伝えられるようになる。そのための語彙を増やす。

 

対象・時間

3年生2人(現状) 週90分×2コマ

 

 

1回の授業の流れ

3年生の会話の授業でも、1年生と同様、『ガイデッド・インタビュー』の方法をアレンジしたものを用いて授業を行っています。渡辺先生のガイデッド・インタビューについては、下記リンクをご覧ください。http://www.nkg.or.jp/pdf/jissenhokoku/05watanabe.pdf

 

ガイデッド・インタビューは学生にペアを組み、A・Bに分かれてもらい、Aの質問に対し、Bはその答えを考えて発話するというもの。A・Bは何度も交代しながら取り組みます。

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授業で使用したプリント例

 

そして、肝心の流れはこのような感じです。↓

  • 1.       質問文(Aの文)を一通り全体で音読。
  • 2.       Aの文について質問の意図や解答例を確認。
  • ①      1020分の時間を与え、Aの文の意味を考え、B(回答文)を考え書き込み。
  • ②      1人ずつ指名しBの答え方を確認。PPTで例を提示。学生の回答で参考になるものは板書し共有する。
  • 3.       学生にペアを組ませ教材に取り組ませる。(何度も)教師はその間随時フィードバック。
  • 4.       ペアで最終的にまとまった会話を発表。
  • 5.       1~4をもう1個やる。
  • 6.       ガイデッド・インタビューで扱った教材のうち1つからタスクを作り実施。
  •   これまで行ったものは…
  • ・レストランやスタローバヤで使うロシア語を日本語で説明してください。
  • ・ホテルで使うロシア語を日本語で説明してください。
  • ・ロシアの携帯電話と日本の携帯電を比較しつつ雑談。…など

 

最初はガイデッド・インタビューを用いるか、別のやり方でやるか迷い、1回目に実験的にガイデッド・インタビューを用いてやったところ、自分たちで質問と答えを考えるところなど、2人でかなり前後の文の流れを意識して相談しながら作っている様子が見受けられました。

 

ロシアの学生は明示的な説明を求めることが多いため、このやり方だと「自分自身で言葉を考えること」「最低限の説明」が両立できると思い、3年生でも採用しました。

 

ただ3年生なので、1年生以上に自分たちで質問&答えを考えてもらうところを増やしたり、語彙・文法を多少難しくしたりなどの工夫をしています。

 

 

また、ガイデッド・インタビューで扱った内容をもとに最後にタスクを実施しています。

なり行きで今1番多いパターンになっているのが、

「学生2人がロシア語で会話例を作り、披露しながら日本語で解説」

というものです。こちらもロシア語を学べて、学生は日本語で説明を考えることで日本語の学習につながり、一石二鳥かなと思っています。

 

 

最後に

以上、3年生・会話の授業の現時点での1回分の流れです。

 学生の数も少なく、少しのことで笑いが起きるくらい明るい授業になっているのは、良かったなと思っています。

 少しでも学生のためになる授業ができるように頑張ります。

 

それでは。