こんばんは!
新年度を迎えたブリヤート共和国では、9月1日から一部を除くほとんどの学校で入学式が行われ、対面授業がはじまりました!
ただ、コロナ禍は決して収まってきたわけではありません。これから学校はどうなるかもしれないか…について書かれた記事を訳してみました!
以下、翻訳です。
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ブリヤート共和国の学校はまた遠隔授業に戻る?
2020年9月1日17時30分
多くの保護者が気になるこの質問に文科省が回答。
またブリヤート共和国の学校は完全に遠隔授業に戻ってしまうのか?子どもたちはまた今年の春のように遠隔で学ぶことになってしまうのか?知識の日である今日、保護者が気になるこれらの質問に、文部科学省で回答があった。
昨日、大勢が参加するチャットの中で「9月、共和国の学校は再び検疫のため閉鎖され、子供たちは遠隔授業を受けることになる。」という情報が現れた。
「2020年9月8日~2020年9月22日まで公園、飲食施設、ショッピングモール、学校、保育園は閉鎖されます。感染者の増加が理由です・・・。これについての情報はメッセンジャーで送信されます。」(※チャットで流れた情報。訳者注)
コロナウイルスのパンデミックによって今年3月、ブリヤート共和国は他の地域と同様に学校や専門中等教育機関、大学は遠隔授業に移行した。この実験的措置は困難なものだったが、最も大きな問題に直面していたのは生徒と保護者だった。
9月1日からブリヤート共和国では新年度が始まった。保育園は運営を開始し学校も開いたがすべてではなかった。教員の感染が明らかになったため、ウラン・ウデの22番学校、108番特別中等学校、28番サナトリウム寄宿学校は遠隔授業(14日間)に移行した。
また、コロナウイルスの影響でエラヴニン地区の3つの学校は遠隔で授業を開始し、同様の理由でエギトゥイスキー寄宿学校は新年度の開始を遅らせた。
すべての学校一律での遠隔教育の導入は行う予定はないそうで、ブリヤート共和国文部科学省は人々を落ち着かせた。
「遠隔教育は極端な危機的状態に陥った時の代替手段です。どんな状況でも我々は教育の対面実施が継続できるように努力します。ロシア電子学校、モスクワ電子学校は補助的なプラットフォームであり、教師との直接のやり取りにとって代わるものではありません。」と共和国の教育副大臣ヴァレリー・ポズドニャコフは説明した。
同時に副大臣は、一部の学校が教育を対面と遠隔を併用して行うことを否定しなかった。たしかに3部制の学校では、一部の授業が遠隔で行われていることはよく知られている。すべての学校が文部科学省にそれぞれの「スライド時間割」を提出する。同省は1年生、9年生、11年生については、すべての授業を対面で行うと通達した。
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ニュース翻訳引用元
ニュースを読んでの感想など
現在、ロシア各地で「学校がまた閉鎖されるのでは?」「またロックダウンがはじまるのでは・・・」とうわさが流れているようですが、ブリヤートでは学校に関してはひとまず否定されたようです。よかったです・・・
元勤務先のInstagramを見ても、入学式の様子や教室に集まる新入生の様子がアップされていますが、とても楽しそうです。
なんとかこのまま通常の対面教育が続けられるといいですね…。
「なんで日本はオンライン授業がまともにできないんだ!遅れている!」と一部の人たちは言いますが、実際はどこの国でも遠隔への移行には問題があり、結果として元の対面授業に戻そうとしているところが多いです。今回ご紹介したブリヤート共和国もそう。
色んな国の情報を見て、「本当に日本は遅れているのか」、冷静にみる必要もあると思います。
では、本日はここまで!
ご覧くださりありがとうございました!