こんばんは!
こちらの記事にも書きましたが、5月13日にブリヤート共和国では外出禁止令が解除されました。
※ロシアの他の地域では外出禁止が解除されていないところが多いです。
解除後の町はどのような様子なのか、簡単にまとめていきます。
人通り
町の人通りですが、日に日に増えている印象です。14日に外出した時は通常時の半分程度でしたが、18日に外出した時には通常時の8割程度にはなっていました。
そして今この記事を編集しているのは6月1日なのですが、5月の終わりにはほぼ通常通りに人出が戻りました。
ただ、これはあまり良くないことですが、マスクを正しく着用している人は日に日に減ってきています。顎にかけていたり鼻をだしていたり・・・そもそもしていない人も増えてきました。一応、政令では外出時のマスク着用は義務なのですが、守っている人の方が少数派です。
お店・各種施設
通りにある店は一部を除いて営業を再開しました。
ただ、ブックメーカーやクラブは引き続き休業中、飲食店はデリバリーかテイクアウトのみでの営業となっています。
ショッピングモールでは、スーパー、家庭用品店と一部の服屋を除き、ほとんどがまだ休業中です。ショッピングモール内にも規制線が張られ、ごくわずかな場所にしかまだ入れません。このショッピングモールの一部を除く閉鎖措置は、6月30日まで続けられます。 6月3日から飲食店を除き、ショッピングセンター内ほぼすべての営業が再開されました。
美容院や理髪店はこの外出禁止令解除の少し前から、政令により営業を再開していました。自身が通っている店舗では、スタッフはマスク着用、洗髪台や椅子への移動時には毎回消毒液で消毒…といった感じでした。
ただ、こちらの理髪店は基本的にスタッフと客が散髪中に会話することはほとんどありません。(他のお客さんの様子を見ても、雑談をしている人は1人も見たことがありません。)そのため、営業再開も早かったのかな。。。と思います。
サウナやバーニャといった入浴施設やホテルは、6月30日まで営業停止。ホテルもまだ営業を停止したままです。
学校・大学
学校(日本で言う小学校~高校)は5月末が年度末。子どもたちは3月末以降、学校に戻ることなく年度を終えてしまいました。ロシアではレストランなどを使って派手に卒業パーティーが行われるのが恒例なのですが、今年はそれもできません。なんだかかわいそうですね。。。
自身の働く大学も、今学期は全て遠隔で行うことが決定。用がある場合は大学内には入れますが、事務と幹部クラスの人しかおらずとても寂しいです。
その他
外出禁止令解除後から、それまでも少しずつだが行われていた道路工事が活発化。ただ、作業員が密集している割にマスク着用者が少ないのは気になるところ。
おわりに
以上、町の様子をまとめてみました。
簡潔に言えば、「一部休業中の施設・お店があり、学校が閉まっている以外は、ほぼ平常に戻った」というところでしょうか。
最後に面白いイラストを。
スーパーや店舗では「マスクがないと入れません!」と張り紙がしてあるのですが、店内はというと・・・
まあ、こんな感じでルールは厳しいですが、適度に破りながらみんな暮らしております。
それでは!