むかいひろきのロシア・ブリヤート共和国情報局

ロシアやブリヤートに関する情報、駆け出しの日本語教師として感じたことを発信します。ブリヤート共和国で日本語教師として2018年8月~2020年7月まで働いていた日本人大学院生のブログです。

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ウラン・ウデの気候 1年間まとめ

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こんにちは!

 

今日はウラン・ウデの気候について、データと実際の体験を、写真とともに1年間まとめて説明します!

春・夏・秋・冬の順に説明していきます!

 

 

春(3月~5月)

ロシアでは月で季節を(無理やり)区切っています。春は3月~5月とされています。そんな春の気候を見ていきましょう。

 

平均気温

3月・・・最低…−14度 最高…0度 平均降雨雪日数0日

4月・・・最低…−4度 最高…10度 平均降雨雪日数1日

5月・・・最低…3度 最高…18度      平均降雨雪日数3日

 

「春」とは言いますが、日本に住む多くの人にとっては「それは春じゃねえだろ」というレベルの気温から始まります。

3月の時点では川も凍った部分が多く、雪も時々降ります。まだ雨にはなっていませんね。

それでも12月~1月の−30度台の気温を経験した後だと、氷点下一桁台は本当に暖かく感じます。

歩道の雪は3月上旬辺りからドリルをなどを使って強制的に撤去されるため、中旬~下旬にかけてどんどん消えていきます。

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まだ凍っている部分が多い川と、雪がなくなった道

また、昨年4月中旬ににシベリア鉄道でイルクーツクまで出張したのですが、徐々に氷が溶けだしていますね。ちなみにこのころには川の氷は溶けています。

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一部が溶け始めたバイカル湖。シベリア鉄道の車窓から。

 4月になると道の雪はなくなり歩きやすくなります。ただまだ緑はほとんどありません。

 

5月になるとようやく日本の本州の春と同じような感じに。花が咲き一気に緑が増えます。虫も徐々に出てきますけど(笑)

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昨年5月12日に撮影したレーニン像と木々の花

 

夏(6月~8月)

平均気温

6月・・・最低…10度 最高…25度 平均降雨日数5日

7月・・・最低…14度 最高…27度 平均降雨日数7日

8月・・・最低…12度 最高…24度    平均降雨日数7日

 

6月から暦上は夏になります。日本だと7月~9月にかけて暑くなりますが、ウラン・ウデは1か月早く6月からかなり暑くなります。

ただ6月は気温差も激しく、最高気温が9度だった次の日に最高気温が20度を超えることも。

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6月に撮影した山方向も景色。完全な夏空ですね。

 また、6月は平均降雨日数が5日と2番目に多い月なので、6月末から7月上旬にかけて雨がよく降ります。昨年は平均の日数よりも降ったような・・・。

 

雨が降っても、こちらの人は傘を使わない人が多いです。雨の日が少なく、1回の降水量も少ないため、そもそも持っていない人が多いと聞きました。

ちなみにロシアの人は、雪のときは傘をさしません。そのかわり暖かい帽子をかぶります。

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わかりにくいですが、雨が降る市内です。傘をさしている人は少ないですね。

2019年の6月末には洪水も発生。

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6月の洪水時にショッピングモールの地下にまで水が浸水。一時閉鎖されました。

 特にロシアは日本と違い、道路横の側溝がない場合が多いので、大雨が降ると一気に標高が低いところへ水が流れてしまうのです。そのため坂の下の建物や車は大惨事となります…💦

 

 

また、6月半ば以降は30度を超える日も出てきますが、そんな日でも朝方はかなり涼しく15度前後のことが多かったです。

そして6月以降は虫も多く発生します。特に蚊やハエなどの小さな虫が多いです。

 

秋(9月~11月)

平均気温

9月・・・最低…4度 最高…17度 平均降雨雪日数4日

10月・・・最低…−4度 最高…7度 平均降雨雪日数2日

11月・・・最低…−15度 最高…−5度    平均降雨雪日数2日

 

残暑厳しい日本と異なり、9月に入ると一気に涼しくなります。

9月中旬を過ぎるとになると、木々もきれいに色づき始めます。

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9月24日に撮影。短い間ですが色づいた木々が美しい時期が続きます。


日本で言う「紅葉」の時期は、こちらでは「Золотая осень(黄金の秋)」といいます。確かにウラン・ウデでは黄色に色づく木々ばかりで、赤い葉っぱは見ませんでしたね。

 

しかし10月の頭を過ぎると、かなりの葉は散ってしまいます。2019年は10月10日にはついに雪が。この後はもう雨は降りませんでした。

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10月10 日の朝。これでも「冬」ではなく「秋」なのです。

10月になると、もう東京の冬の気温と大して変わらない日が増え、半ばごろには氷点下に突入します。このころになると、部屋の暖房が稼働し始めます。街ではほとんどの人がニット帽をかぶりだし、川は徐々に凍りだします。

 

そして11月ではもう氷点下以下が常態化。川も中旬を過ぎるとほぼ凍り付いています。これでも「秋」なんですよね・・・。

 

11月中旬を過ぎると、それまで散発的に降っていた雪が、夜にまとまって降り出すようになり徐々に積もり始めます。ウラン・ウデの雪は日本の雪と異なり、砂のようなさらさらした雪が降ります。

また、外の気温が氷点下であるため、あっという間に凍って固まり、白い氷のアスファルト舗装が完成します。

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寮の前の道。気をつけていれば、そこまで滑ることはありません。

ちなみに私は、11月11日以降、完全な冬の服装に切り替えました。ここから先は日本の冬の恰好では到底太刀打ちできません。

父親からもらったベンチコートの他、Шапкаシャプカと呼ばれる冬の帽子を着用します。

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Шапка(シャプカ) 中はモコモコで暖かく耳当てもついている。

 あ、まだここまでは秋ですので、お間違いなく(笑)

 

冬(12月~2月)

平均気温

12月・・・最低…−24度 最高…−15度 平均降雨雪日数2日

1月・・・最低…−28度 最高…−18度 平均降雨雪日数1日

2月・・・最低…−25度 最高…−12度    平均降雨雪日数0日

 

もう11月の後半から冬になっている気がしますが、ロシアでは12月からが冬です。

そんな冬の気温は上記の通り。まあ、メチャクチャ寒いです。

 

−25度を下回ると、寒いというより「痛い」に感覚が変わります。向かい風のときはさらに大変です。呼吸も少ししんどくなります。30分以上連続で外にいるのはとてもつらいので、どうしても外を歩かなければならない時は、適度に建物に入って避難しながら歩きます。

 

ただ、雪は少ないです。雪が降るのは最低気温が−20度台前後の比較的暖かい日だけですね。

木の枝が白くなっていることがありますが、これは雪ではなく寒さによる霜で白くなっているのです。

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青と白の世界。この日の気温は−30℃以下。木は霜で真っ白です。

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2月おわりのバイカル湖。バイカル湖は4月ごろにようやく溶けだします。

12月は特に日が短く、冬至のころは9時前にようやく日が明け、夕方5時前には日が沈んでしまうという状況です。余計に寒く感じてしまいますね。

 

ちなみに私が今まで経験した気温の中で1番寒かったのがこちら。(ま、家にいたんですけど。)

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家にいて良かった・・・

2019年12月30日にアプリで確認した−42度が最低です。年末年始、とても寒かったです・・・💦

 

おわりに

以上、写真とともにウラン・ウデの1年間の気候をまとめてみました。

まあ、寒いですわな、冬は。

 

補足すると、年間を通して日本より乾燥しています。洗濯物は写真のような部屋干しでも変なにおいも残らず乾きますね。

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冬だと半日、夏でも丸1日かからずに大抵のものが乾きます。

その乾燥と近年の温暖化の影響で、最近は夏にシベリアの田舎では森林火災が発生することも多いです・・・。昨年も大規模なものがありました。

 

ま、とにかくこんな感じです。

暮らしてみると、意外と何とかなりますね。個人的には過去に3月のベトナムで経験した毎日35度以上よりは断然過ごしやすいです(笑)

 

今後もロシア情報や日本語教育に関する記事をアップしていきます。よろしくお願いします!それでは!