むかいひろきのロシア・ブリヤート共和国情報局

ロシアやブリヤート共和国に関する情報を中心に発信しています。ブリヤート共和国で日本語教師として2018年8月~2020年7月まで勤務。2022年夏より同地に渡り再就職した日本語教師のサイトです。

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反省、今後の展望など書いてみた

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みなさんこんばんは!

昨日のプロ野球CSセ・リーグの新井さんの同点タイムリーをYouTubeで見て、猛烈に感動した むかいです。

 

 

 

 今日は今までの授業を振り返ってみたいと思います。

 

 

 現在3クラスを担当していますが、それぞれクラスによって課題、反省点が違います。

(学年、レベルなどの情報は一応伏せています。)

 

 

 

 

 

1クラス目

このクラスはおとなしい学生が多く、少し受け身な感じ。

 

『みんにち』の担当箇所を進めていますが、どうしても教科書の内容をこなすだけになってしまい、単調になっていました。基本が聴解の授業っていうのも理由かもしれません。

 

 そこで前回から別のクラスで手応えのあったPPTスライドを使った文法の復習を取り入れることにしました。

 

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赤の部分を隠し、当てはまる言葉を早い者勝ちで手をあげさせ聞いていきます。

 

徐々に難しくしたり、複数答えが考えられるものを用意したり、全員が答えた後の問題はみんなで答えを出しあう形式にしたりするなど、工夫をしています。

 

図のようなちょっと変な絵をわざと入れるなど、教室の雰囲気が明るくなり、発言しやすくなるよう工夫もしました。

 

まず、このクラスの目標は『脱単調』ですね。

 

 

 

 

2クラス目

 このクラスは出席率が……だったり、遅刻が多かったりと少してこずっているクラスです。

 

『まるごと』を使用していますが、やはり教科書をそのままやるだけでは対面授業の意味がないし、教科書自体に「?」の内容があります。

 

 そこで、教科書でインプットしたことを利用した会話のタスクを随所で作成、実行しています。

 

まず学生にタスクに関連した自分自身のことを、見本を参考に紙に書き出してもらい、その内容についてお互いに尋ね合うというタスクです。

 

日によっては用意した質問から会話がどんどん発展し、「これこそやりたかった授業!」と思う日もありますが、それは稀。

 

質問→答え →フィードバックという単調な流れになってしまうことが多く、もっと工夫が必要だな…と感じています。

 

 

また、このクラスではカルタを授業にとり入れています。

 

少しでも日本語で話すことになれてもらうため、今まで習って忘れかけている項目を思い出すことを目的として、ダイソーで売っている「いろはガルタ」や「親父ギャグカルタ」を使用して実行しています。 

 

今までやったルールは…

①教師が読み札を読み、学生が絵札をとる。

②絵札をとった学生は、絵について文を作り言う。(最初は絵札の文字を頭文字にして文を作る、というのもやりました。)

③ほかの学生は絵札について質問を考え、札をとった学生にする。

④札をとった学生は質問に答え、しっかり答えられたら札は自分のものになる。

※文を考える際に、辞書を見たり他の学生が助けたりするのはok,むしろ推奨。

※教師は学生が作った文や質問に誤りがあった場合は、ヒントを与え正しい文を作らせる。

 

といったものです。

 

ただ問題は、学生の誤用をどこまで認めるか(語用論的な問題)、絵札によっては文が作りにくい、簡単すぎる文を学生が作ってしまう…など。

 

文を作る際の制限やルールなどを定めるなど、改良の余地がまだまだありますね。

 

 

 

 

 

 

3クラス目

 このクラスは良い意味で異常なクラス。質問をすれば正答誤答関係なく答えがたくさん返ってきて、わからないところがあれば遠慮なくどんどん声がかかる…というクラスです。

 

ありがたいんですが、たまにコントロールに苦労します(笑)

 

 聴解が基本のクラスですが、それでは時間をもて余すため、文法の復習も行っています。その際に考えたのが1クラスでも後から取り入れた、PPTを使うやり方です。 

 

最初は各問自由に意見を言わせていたのですが、少し進度が遅れている学生や、おとなしい学生にも発言や考える機会を与えるため、早押し早抜け式にしました。

 

所々に難問も混ぜますが、答え終わった学生がまだの学生を助けたり、単語を出しあったりする様子はお互いに良い復習になってるのではと思います。

 

次回、このクラスではカルタ式の文法復習を実施する予定です。

 

詳細はこれから決めますが…

①教師が、取り札に書かれている単語の含まれた読み札を読む。

②学生は該当の単語の取り札をとる。

③取り札をとった学生は、単語を所定の形に活用させ文を作り発表。

④その文についてフィードバック。問題がなければ持ち札に。

 

といった流れを考えています。

 

 

 

全体として

…とここまで色々書きましたが、自分は日本語教師の養成講座をうけたことがなく、大学の副専攻と独学で資格を取りました。 大学院では昔ながらの教授法よりも理論や新たな実践方法などが中心で、従来の日本語教育のやりかたなどは、正直よく知りません。   

 

ただその分、思いきって新しいことにチャレンジできると思っていますし、し続けたいです!

 

 

 

 

 

また、自分は日本で空手をやっていたのですが、大学側の許可が出ればこちらでも課外講座として教える予定です。緊張しますが楽しみですね!

 

 この土日、授業準備をしっかり行いつつ、町を堪能してきたいと思います!

 

次は何を書こうかな?

 


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おそらく何もない川の向こう側…の写真でお別れです。それでは~